ゆいぽたは、近年多発する豪雨災害(台風・梅雨前線による河川氾濫、土砂災害等)を踏まえ、地震災害に加えて風水害も想定した防災対応を強化するバージョンアップを実施しました。
気象庁や自治体から発表される情報を基に、政府が定める「警戒レベル」に応じた適切な行動が求められる中、居住者同士の情報共有や、要配慮者(高齢者・子ども等)への配慮を含め、災害時に“使える”仕組みへ改善しています。
バージョンアップの背景
近年の災害は、地震だけでなく風水害(豪雨・台風等)による被害も拡大しています。
風水害では、警戒レベルに応じて段階的に備えや避難行動を進めることが重要となり、マンション居住者間での速やかな情報共有が求められます。
また、近年の災害対策では、高齢者や子どもなどの災害弱者への配慮も不可欠です。
バージョンアップのコンセプト
本バージョンアップでは、次の考え方を軸に改善を行いました。
- 地震災害に加え、風水害の発生も対象としてモードを起動
- 警戒レベルに応じて段階的に共有する情報を整理・公開
- 要配慮者を含め、できるだけ多くの人が利用できる設計へ
主なアップデート内容
1. 風水害への対応(警戒レベルに応じて起動)
従来、ゆいぽたは主に地震災害(震度情報等)を基に災害モードを起動していましたが、今回のアップデートにより、風水害の警戒レベル情報もモード起動の対象に加えました。
地震と風水害の双方を視野に入れ、災害時の初動を支援します。
2. 「警戒モード」の新設(平常と災害の“間”をつくる)
「平常モード」と「災害モード」の間に、新たに「警戒モード」を設けました。
- 台風接近時など、災害発生前の「準備」や「早めの避難行動」に向けて活用
- 掲示板など、一部の情報共有機能を中心に利用できるモード
これにより、突然の切り替えではなく、状況に応じた段階的な行動を促しやすくなります。
3. 「安否連絡カード」機能の追加(QRコードで安否登録)
スマートフォンを持たない方や、充電切れなどの状況でも家族へ安否を伝えられるよう、「安否連絡カード」機能を追加しました。
- カードのQRコードをスマートフォンで読み取ることで、安否情報を登録
- 登録された安否情報は、家族へメールで通知
- 子どもや高齢者を含む家族全員の安否確認を支援
※本機能の追加に伴い、フィーチャーフォン(ガラケー)向けゆいぽたサイトは廃止となります。
4. 新UIの採用(ユニバーサルデザインの導入)
災害時でも直感的に操作しやすいよう、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れた画面デザインへ刷新しました。
緊迫した状況でも必要な機能へアクセスしやすい設計を目指しています。
その他の変更点
住戸(家族)共通ID・パスワードの設定
ゆいぽた導入時に、全住戸へご家族共通のID・パスワードを設定し、通知書として配布する運用に対応します。
これにより、従来必要だった住戸ごとの利用申込み手続きが不要となり、導入当初から利用開始しやすくなります。
- 氏名・メールアドレスなどは、初回ログイン後に各ご家族で登録が必要です
- ログイン時に家族名が表示され、利用者(操作者)を選択して利用します
- 従来の「メールアドレスをIDとする方式」も継続利用可能です
- 警戒モード/災害モード起動時の案内メール等を受け取るには、メールアドレス登録が必要です
サービス名称表記の一部変更
本アップデートに伴い、ゆいぽたのサービス名称表記を「災害共助 SNS」へ変更しました(2017年7月より)。
「もしもの時だけでも、みんなで助け合える社会」の実現に向け、災害時におけるSNSの役割を端的に伝える表現として整理しています。
まとめ
今回のアップデートにより、ゆいぽたは地震災害に加え風水害も含めた対応を強化し、警戒レベルに応じた段階的な情報共有や、要配慮者を含めた安否確認を支援する仕組みへ改善しました。
今後も、災害時に実際に役立つサービスを目指し、継続的に改善していきます。
